ついで、と言ったら何ですが・・・
ステレオにアンプを繋いだついで?に、レコードプレーヤ(B&O・・・知らんだろうな)の試運転をしました。
CD派の人は、意識したことはないでしょうが、古来、人間はレコード版の中に、とにかく多くの情報量を保存することに、心を砕いてきました。
で、問題は、入れたら取り出さなくてはならない、ということです。
レコードの場合には、盤面に音の波を刻むわけですから、それを取り出す、ということは、その波を何とかして、読みだす、というとです。
で、昔の人ひとは、その溝に沿って針を動かし、その振動を電気信号に変える、ということを思いつきました。
最初は、そう、エジソン。
でも、そうすると、低い音(例えば、大砲の音)や、高い音(金属音)などの場合、そのまま溝に刻み込むと、読みだすときに、針が飛んでしまい、音が読みだせない、ということにぶち当たりました。
さて、どうするか。
・・・
そこで、世の中の人々は、業界規格を作って、ある一定以上の低い音や高い音は、レコードの溝としては(全部は)刻まずに、再生する場合に、その音域の信号を機械的に付加(増幅)する方法を考えました。
これが、RCAカーブっていうやつ。
すごいね。人間って。
いわゆる、フォノアンプやプリアンプっていうのは、この仕事をやっています。
でも、初期のころは、各メーカーが勝手に、自分の都合でレコード盤に書き込み、自分の都合で、レコード盤から読みだしていました。
そう、FFrrカーブっていうのも、過去にはありました。そんなヤツ。
でも、CDには、そんなのない。
そう、全部入っている。
でも、人の耳には、2Hz~20,000Hzしか聞こえないから、ってんで、それ以外の音域はカットされているんですね。
でも、LPには、少なくとも入っている。アナログだから。カットなんかする技術が無かった、というのがほんとうのトコロでしょうが。
だから、CDの音は、なんとなく冷たい・・・とか言われるんです。
で、いわゆる
ハイレゾ音源
っていうやつは、その辺りのカットを行っていないヤツらしいのです。
・・・
いや、そういう話がしたいのではなくて。
私は、音楽ってその場で共有するものだ、と思っていて、録音を聴いて、アーダこーだ言うものではない、という主義です。
でも、雰囲気は分かるんです。
雰囲気、大事です。
そう、耳栓突っ込んで、または、耳にふたして、歩きながら、自分の世界に埋没して、・・・っていう人に、私は共感が持てません。
だから、未来しかありません。
過去は、過去です。
大事なのは、未来です。
何をするか、だろうなあ。結果は、わからないけど。
ダメだったら、次、だなあ。
その時に大切なのは、センサー、だなあ。心の感度、といっても良い。
センサーを持たない人、センサーの感度の悪い人の音楽は、聴けません。
アジ演説みたい。
そんな方の言い訳?は、決まって・・・
世間は(私の)価値をわからない。
そりゃ、わからんさ。
で、この世で一番肝心なのは、
そう、
素敵なタイミング
いや、こんな話をしたいのでは、なかったんだけどな。
次回に
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