この頃のマイ・ブーム
山田耕作の童謡を、男声合唱に編曲した楽譜があるんです。
手書きのコピーで。
学生時代に、いつか演奏しよう、と思って、コピーを取っていたんです。
久しぶりに見直して、
おっ
と
、思いました。
そうだ、これをやらなきゃ。
まずは、楽譜を起こしますか。
・・・
そうなると、もとの歌曲の原典版が見たい気持ちになります。コピーが不鮮明だったりするので。
・・・
楽譜は手に入れたのですが、いろいろと校正がはいっているようで、チョット困ります。
・・・
「決定版を出す」
・・・
そんなこと、必要ないのに。
山田耕作が「書いた」ことがわかれば良いのに。
・・・
楽譜は「手紙」です。
あくまでも、私信です。
作曲者と演奏者。
一対一の対決なんです。
校正者の見解?作曲者の修正?
そんなもの必要ありませんねえ。
世に問うた時の姿、それこそが大事です。
・・・
もし、発表した後で、画家がその絵を修正するとしたら、まあ、修正とまでいかなくても、手を加えている、としたら、そんな絵を、貴女はどう思いますか?
・・・
私は、そんな画家は好きになれません。
えっ、そんな時には、どうすれば良いのかって?
そんな時には、別の絵をまた描けばよいのです。
別の絵を。
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